「性能と使い勝手がもたらす消費者心理への影響」というレポートがハーバードビジネスレビュー誌にあった。3つの調査 「何が顧客の興味を引くのか」「どのような性能を備えるべきか」「何が顧客を満足させるのか?」について、デジタル・ビデオ・プレイヤーとデジタル・オーディオ・プレイヤーを題材に報告している。
「何が顧客の興味を引くのか」 に対する結果は、
『消費者は多機能製品が使いにくいことを承知しているが、購入前は使い勝手よりも性能を重視する』
「どのような性能を備えるべきか」 については、
『製品をカスタマイズできる場合でも、使い慣れるまでに時間がかかることを気にせず、多くの機能を盛り込む』
最後に「何が顧客を満足させるのか?」 については、
『消費者がいったん製品を使用すると、その嗜好は一変し、使い勝手を重視する』
というような結果が出たそうです。
消費者をいらだたせる過剰な機能の例として、 BMW7シリーズに搭載されている<iDriveシステム>という円いツマミでエアコンやオーディオ、 カーナビを操作するシステムを挙げています。最近コレを模した国産車も登場していますが、 確かに私も経験があって745のそれを最初に触ったときは、オーディオのキャンセルの仕方がわからなくて、 エンジンを一度切るというようなことをやってしまいました。続けていろいろ触ってると窓という窓が全部開いたりもしたので(笑) それ以降は当時のボスのクルマということもあって触らないようになりました。
この機能メルセデスも研究しているそうですが、過剰な機能統合はしないと結論づけたそうです。たぶん賢明ですね。その方が。
今、私が使っている携帯(NOKIA702NKⅡ)もそうで、PDA機能に加えて音楽プレイヤーの機能もあるので買ったのですが、結局、iPodの方が使い勝手が良くてプレイヤー機能は使ってませんし・・・

レポートではビクトリアノックス製のあの<スイスアーミーナイフ>もその例に挙げています。 一番の売れ筋はポケットナイフだけでもないし、20種類も機能の付いたモデルでもないそうで、わかるような気がします。
こう考えると、CE(顧客期待)とCS(顧客満足)はジレンマに陥るわけで、結構難しい課題と言えます。結局は優れたコア機能を持つ商品が良いということになるのでしょうか。当たり前ですけど。
で、こういったこと、実は人間にも当てはまったりして? というようなことがアタマをよぎります。
製品を人間に置き換えてみたら、機能をたくさん持つ=ジェネラリスト、優れたコア機能を持つ=スペシャリストという具合に考えてみる・・・
消費者をクライアントや社内視点でみれば自社の経営幹部と置くことができそうですね・ ・・
そういう風に考えると、引き出しの多いジェネラリスト的な人は最初、受けがいいけれど、結局、単なる評論家だったり、現場力がなかったりで、期待はずれで、最初はさして期待してなかったけれど、何か得意技を魅せたスペシャリストが評価されるっていうようなシーン・・・結構多いような気がします。
ということは、ビジネスマンは一芸に秀でたジェネラリストを目指すべきということになりそうです。これもなんか当たり前ですか?・・・ まぁそんなカンタンにはいかないけど、あなたも(^^)もがんばってみようか!?


ゴルフ用のこんなのもあるんですね。これは少しソソられますな。
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