書籍・雑誌

2009年11月15日 (日)

奥が深いiPhone 5 「青空文庫」

相変わらずのiPhoneネタですが(笑)、恥ずかしながら「青空文庫」というウェブサービスを知らなかった。いわゆる著作権切れ(50年だっけ?)の作品がまとめてあって、閲覧、DLできるサイト。iPhoneのアプリに何種類か そのリーダーアプリがあって入れてみた。

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どれも縦書き明朝のいかにも文庫ぽっい体裁で、見せてくれるアプリで、これはなかなかいいかも。まぁ、明治あたりから自分の生まれる前までの作品がタダで読めるわけで、最近あまり気に入った作家が見つけられないこともあって、試してみることに。

タイトルに惹かれたこの作品は1930年代のもの。全く知らなかった作家さん(本業は翻訳家みたい)だけど、意外にもSFチックな短編のようです(まだ読み切ってません(^^ゞ)

まぁ、中高生の頃に「読まされた」有名作家ものも、今、読み返せば、きっと感じるモノがあるのは間違いないでしょうし。

image でも、古い作品って総じて表現が乱暴なモノが多い気がするナ。差別用語の問題だけじゃなくて・・・

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2009年8月21日 (金)

ぼくにとっては『200Q』かも(笑)

ちびちび読んでいた「1Q84」は夏休み最期の18日に読み終えた。「ノルウェーの森」以降と以前でハルキさんは少し変わったような気がするのですが、今回も、「さらりと重い」性描写がふんだん?に散りばめられていたね、あんまり好きじゃないけど・・・
もしかして氏は●●●●マニアなのかぁ?(笑)

しかし相変わらず文章はうまい。リズム感というか、韻を踏んでるわけでもないのに、すぅーっと言葉が流れ込んでくる感じは何ともいえない。まぁ作中に作を混ぜ込んで、オチの無さ?を暗示させたり、所々手が込み過ぎ感があるけど・・・

まぁ、それはさておき、読んだ方はそれぞれ、文中で印象に残る言葉があると思いますが、僕の場合は文吾と父の会話の中に出てくる、痴呆が進みつつある父の台詞。

「説明しなくてはそれがわからんというのは、つまり、どれだけ説明してもわからんということだ」

別に僕の人生が黄昏れて来てる(笑)とは思わないけど、そう思わないとやり切れないということが仕事の、それもクライアントに対してではなく、自社で自分より上のポジションの人間のほとんどに齟齬を感じるようになると、こう思うしかないように思う。聞く耳を持てぬ、上から目線のおバカの扱い方を組織人として最期までマスターできないような気がする(笑)

Banner_01 もしかして、僕の世界にも月は2つあるのかもね。

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2009年7月 3日 (金)

古本屋さん

少し前、仕事で三鷹へ行った。大手のカード会社の計算センターで、月に1~2回、三鷹駅から徒歩で15分くらいかけて伺う。本当はクルマの方が便利がいい場所だけど、時間が読みにくいし、電車だと本も読めるし居眠りもできるし。雨が降るとちょっと憂鬱だけどね。

前回も時間が少し余って立ち寄った先に、今回も入った。すっかり忘れていたのだけど、自分が今も好きな作家、好きだった作家の本が多くて、気に掛かっていた古本屋さん。

今回、三鷹に行く前にメインクライアントと納期のネゴをしなければならなくなったのでアポイントを1時間遅らせてもらったおかげで、小一時間の余裕があったので、ちゃんと買う気で本を探す。割と最近の池澤夏樹さんの四六判の本を見つけて、そのうち2冊を購入。

店奥のカウンターには前回と同じく、中年の女性。オーナーさんだろうか?と思いながらも、他のお客さんもいたので、黙って精算を済ませる。年の頃は僕と一緒ぐらい?でワンレングス。なんとなく20年前の自分のことを想い返していた。その頃好きだった作家の本も結構あった。イマ読み直すと、意外につまらなかったりするんだけど。

Banner_01 「1Q84」やっと買いました。1ヶ月でもう10刷なんだ。

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2009年6月12日 (金)

日比谷界隈 ランチ事情

新入社員のフォローを除けば、営業同行する機会がグッと減って単独行動が増えた。ランチも一人で摂る機会が多く、お店は自由に選べるものの、新しい発見をする余裕はあまりない。

リピートしているのは新御茶ノ水と小川町駅に近い、「すし割烹 ふる里」さんくらいか。ここは魚がおいしいし、価格もリーズナブル。お茶の水界隈は学生が多いせいか、ランチに関してはコストパフォーマンスの高いお店が多いような気がする。

エリア的にはお茶の水と大手町・丸の内、日比谷、茅場町に担当先が多く、総じてランチ相場は関西の2~3割高といった印象。日比谷はクライアントもあるし、乗換駅でもあるのでよく行くのだけれど、金曜日に前から気になっていた、日比谷パティオ(シャンテ横の広場)のフードワゴンで気まぐれにランチを食べてみた。

11時40分くらいなので人出はまだ少なく、いくつかあるなかから、ローストビーフのお弁当(Beef Over Rice)をいただく。人当たりのいい女の子が天気のことや「バイト君が今日は休みで大変」などとおしゃべりしながら、ローストビーフを目の前でカットしてくれた。

目の前でカットしてくれるのを見たせいか、なんだかとてもおいしく感じる。ライスも塩加減とハーブの香りがいい感じで、12時前に行けるなら結構オススメかも。読みのがしていた村上春樹さんの短編集も読み終えたし、今日はなかなか楽しい一人ランチだったな。

神戸の震災の後に書かれた短編集。震災をほんの少しストーリーに絡めている。神戸出身だけに村上さんも思い入れがあるんでしょうね。

Banner_02 最近作はホント、小説として洗練されているなという印象。1Q84はまだ。

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2009年6月 6日 (土)

『しなやかさ』ということ

勤務先の社長が勇退ということで、普段は出ない会議に出てきて、これが最期と珍しくしんみりしたメッセージを残して去った。もう70歳近く、経営者としての力不足を最近、口にしていたけどおそらく、マーケットや社会を「しなやかに捉える眼力」が落ちたことを本人も自覚していたように思う。一緒に辞める弟の専務はそんなものハナから備わってないが。まぁいずれにしても会長、副会長としては残ると云うから、今と大差はないのかもしれぬが(笑)

新しい社長は大手生保から天下ってきた人間がやることになった。男気ばかりを強調してみせるパワハラタイプで社長の仕事がホントーにできるのかは大いに疑問。「しなやかさ」のかけらもないように思う。社長が部長の仕事をし、部長が課長や係長の仕事をし、課長や係長が平の仕事を離さず、そして平社員は会社を憂うという、ありがちなパターンにはまる危険性が大。というかもうそうなっているな、残念だけど・・・

広告代理店時代の旧友I氏と久しぶりに会ったときにも、今は「ウェブ屋の社長」(この表現が好きだな私は)をやっている彼もちらっと「器」の話をしたが、人が集まってくる「営業力」を持っていることが、「起業家のMUST条件だ」というような偉そうな返答をしたけど、イコール、歳をくっても、「しなやかさ」を失わないという人としての要件だったりするのかもしれぬ。

最近、外に出る機会が増えたの(というか強制されているわけだけど・・・)アイドルタイムに本を読める機会が増えた。(その分、仕事を終える夜が遅くなったけど) 以前から決して多読ではなくて、気に入った作家だけを読む感じだけど、久しぶりにニューフェィスを発見。この人も文体から「しなやかさ」を感じる人だね。

長らく通っていた銀座のBARの女の子の一人も歳をくって、「しなやかさ」を失っているんだとこの間気づいた。行くたびに本人は無自覚に無神経なことを云う。ママさんはそんなことないのにね。
「もう、行かない」なんて思うのは私も失いつつあるのかも?

image なにが怖いって「しなやかさ」を失うことって気づいたよ。ゴルフもそうだけど(笑)

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2009年5月31日 (日)

『疲れすぎて眠れぬ夜のために』

というタイトルの本を 先週、書店で手にとってパラパラめくって、そのまま購入。こんなタイトルにひかれるのは、いろんな面で弱っている証拠かもしれない(笑)

著者名を見て、数ページ読み進んで「あぁ、あの人かぁ」と気がつく。TVの露出は最近減っているみたいだけど、「学者さんにしては、にこやかで、わかりやすくて、リベラルなひとだなぁ」と感じていた内田 樹さんの本。恥ずかしながら今回 初めて読ませていただいた。

ブログも有名なようで、ブログから著書をおこすというスタイルも取られているらしい。まぁ私

ごとで云えば、ウチの役員連中にはとーてい理解できないとは思うけど、フツーに他人や社会、自分と家族の関係を考えていれば、氏の考えに近くなるだろうし、少なくとも理解はできると思う。

本書はなんだか私自身の考えを代弁してくれているようで、「君は間違ってないよ」と力をくれたような気がする。

ちょっと難を云えば古武道に関する記述は少し方角が違う気がするのと、本のタイトルが弱々しい気が・・・でもまぁ、そのタイトルが目にとまって出会えたのだから、それはそれでよいのかもしれないね。

私のブログをご覧頂いている未読の方には、ぜひ読んでいただきたい。まじめに。

Banner_02 プレゼントまではしないけど(笑)

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2009年4月20日 (月)

赤坂見附 界隈

部員といっても私よりもベテランのM氏と赤坂の有名ホテルさんへ行く途中、ちょっと素敵風な(素敵とは言い切れない(笑))レンタルボート屋さんをパチリ。東京のお堀は釣り堀があったり、お堀ビューなレストランがあったりと、水の都「大阪」より水辺の活用が上手な気がする。

大阪だと公園になってることが多くて、水辺を借景にした民間施設は意外に少ないし、貸しボート屋さんなんて、ほとんど無いんじゃないかなぁ。

こちらのホテルは外資系のブランディング会社がCIを手がけたときに、なぜか呼ばれてブランディングのコンセプトをチェックしに行ったことがある。不思議なご縁を感じるな。最近はほとんど外に出ているので、アポとアポの間に微妙にヒマなので文庫本なんかは必携。

当日、近くの改造社書店で買ったのはコレ。翻訳家に転じた?村上春樹氏に代わって、最近のマイ・フェイバリットなのはこの方ですな。

Banner_04 もちろん旬な頃の春樹さんにはかないませんがシナリオはおもしろい。

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2009年2月22日 (日)

村上春樹が好きなわけ

少し前、村上春樹氏がエルサレム賞という文学賞の受賞講演の一節。
“Between a high solid wall and a small egg that breaks against it, I will always stand on the side of the egg. Yes, no matter how right the wall may be, how wrong the egg, I will be standing with that egg.”
「高く堅牢な壁とそれにぶつかって砕ける卵の間で、私はどんな場合でも卵の側につきます。そうです。壁がどれほど正しくても、卵がどれほど間違っていても、私は卵の味方です。」

内容としてはイスラエル批判を相当含んでいるわけだけど、そういう発言をするであろう受賞作家は何も村上氏に限ったわけでなく、パレスチナ問題を批判するビデオメッセージをよこした作家もいたようで、そういう方達と比べれば、ちゃんと出向いて現地でスピーチするのは、いつの間にかノーベル文学賞候補にまで世界の評価が高まった彼らしい気もする。また、こんな自国批判を受け入れる土壌があることに、イスラエルという国の文化的健全性が表れているとも云えるだろう。実際そういうトコは日本の方が頑なだったりしてね。

私は熱狂的な村上春樹ファンというわけではないけれど、デビュー3部作のまだブンガク的評価の定まらない時からオン・タイムでほぼ全作品を目にしてきたという思い入れみたいなのはある。安西水丸氏とのコラボのエッセイは良い息抜きになったけど、その中でもシーバス・リーガル好きの春樹氏の話とイラストがなぜか印象が強い。当然、影響を受けてバーボン派からスコッチ派に一時、鞍替えしたこともあったな。ウィスキーもシングルモルトの善し悪しは正直よくわかんないけど、シーバスは呑みやすくて美味しいと思う、今でも。

Banner_02 今度はラフロイグのイチイチというのを頼んでみよう(笑)

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2009年1月19日 (月)

「落ちる人の本」が知りたいのに・・・

30歳前後のしばらくですが、ビジネス書系の出版社にいたことがあるので、ちょっとした記事タイトルの付け方は承知しているつもりなのですが、天の邪鬼な性格も手伝って”落ちる人の本”の記載を探したのですが見つからない。それってツマラナイでしょうに(私が見つけられなかっただけ~?)

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(この中からは両サイドの2冊の他に2冊くらいしか読めてません。やっぱ少ない aase

まぁ、ビジネス出版社のネタ切れ企画としてビジネスエリート推薦の参考図書紹介記事は定番ですが、折角ショッキングなタイトル付けたんだから、やっぱり落ちる人の本も挙げておいて欲しいんだけど、プレジデントさん。

Banner_01 今の私にはナンカそういう方が興味あるし・・・

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2008年7月15日 (火)

夏休みの3冊?

梅雨が明けたのかどうかは知りませんが、大阪は今年一番の暑さ。これから1ヶ月以上も、こんな気温が続くと思うとゾッとする。お盆の夏休みの安近短な行楽地の混雑ぶりには、去年で懲りたので今年は今週末からの連休を早めの夏休みにして出掛ける予定だ。

読書量は年齢に反比例するように下がっているのですが、エンタテイメント小説ならまだ読めるので、思いついたように3冊ほど購入。まさか今週末で3冊も読めないだろうけど、お気に入りの伊坂幸太郎氏の2冊とタイトルが気になった垣根涼介の1冊を購入。「君たちに明日はない」は昨日の営業面談でいい歳をして甘えた営業と話したせいだと思う。きっと。

以前、もう10年になるかもしれない。僕の気軽な一言、「部長ならどこでも通用するじゃないですか?こんな会社で、これ以上やっても、この先面白くないでしょう」というような言葉を発した。もちろん考えすぎで私の一言ぐらいで、その方の人生を左右する筈ないのですが、素直な方で若輩の僕が語る仕事論のみならず、人生論まで真剣に訊いてくれた人だったので、影響がないと言い切る自信もない・・・

社長とサシで話もできるポジションだったのに、結局50過ぎで会社を去った。その好きな上司が、1年足らず後に自死したという経験がなければ、その営業には「お前、辞めちまえ」と絶対に云っていたと思う。

今年で亡くなったオヤジの歳を迎え、一刻一刻、件の上司の歳に近づいていく自分。不思議な感じだな。

Banner_02 キレはないけど、重いですね今日のは・・・

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